中古ドメインを探していると、時たまアーカイブされていないドメインレベルが高い中古ドメインを発掘することがある!
これって、どうなの?って迷う場合がある。
今回は、そんな状態に陥った時の対応を紹介する。
アーカイブされていない中古ドメインとは?
アーカイブとは、あるデータや情報を保管したり、保存したりすることを指す。
主に、長期的な保管や参照のためにデータを整理し、保存することが目的。
アーカイブされたデータは、通常、オフラインストレージやクラウドストレージなど、安全で保護された場所に保管される。つまり、情報を将来的に参照するために必要な保全、保存、アクセスの手段を提供するという意味。
アーカイブされたデータは、バックアップやアプリケーションのアップグレード、法的な訴訟や規制要件、歴史研究など、様々な目的に利用される。
また、ウェブサイトの場合、アーカイブは、過去に公開されたコンテンツのスナップショットを保存することを指している。
過去のウェブページの変遷を追跡したり、古いバージョンのウェブページにアクセスすることができるのがウェブアーカイブと呼ばれ、インターネットアーカイブ(Internet Archive)などの機関によって保管・公開される。
アーカイブが消された中古ドメインとは?
アーカイブが消された中古ドメインとは、過去にウェブサイトやコンテンツが存在し、アーカイブもされていたが、後にそのアーカイブが削除され、現在は誰も所有していない中古ドメインのことを指す。
このような中古ドメインは、過去にそのドメインで公開されたコンテンツが何らかの原因によって消失してしまったため、過去の履歴やリンクの価値はない。
ただし、過去にそのドメインで公開されたコンテンツに関連するリンクが現在でも存在する場合は、そのリンクからのトラフィックを期待して、中古ドメインを取得することもある。
ただ、アーカイブが削除された中古ドメインを取得する場合、そのドメインが過去にスパム行為や不正行為に使われたことがあるかどうか、ドメイン名に関連する商標や著作権に問題がないかどうかなど、注意深く調査することが重要。
もしスパム行為があったドメインだった場合は、手に余る存在となり使い物にならない可能性が高くなる。
つまり、アーカイブが消された中古ドメインのドメインレベルが高くても手を出さない方が賢明ということになる。
お金に余裕がある場合は、期待を込めて取得するという手もあるが、通常ならば手を出さない方がよさそうだ。